エセ芸術家ニューヨークへ行く

エセ芸術家ニューヨークへ行く

 

人数 3~10人 (+出題者1名)

ルール難易度 普通

プレイ時間 20分

評価 


小さいハコ(色つきペンと小さい紙と書いたり消したりできるカード)が2800円で売られてるけど、コンポーネントが小さすぎて使いにくいし、アイディアだけの勝負なので、このゲームやりたいひとは、ルールだけ覚えて100均で「A4のスケッチブック」「小テーマを書いて渡す為のメモ帳」「色つきペンセット(20色で100円とか、あるよね)」買ってくるといいと思う。300円で済む。消費税入れても324円。

 

みんなで1つの絵を描いていくゲーム。大テーマは全員が知ってます。(たとえば、動物)

小テーマは1人だけ知りません(たとえば、クマ)この小テーマを知らない人間がエセ芸術家となります。

 

スケッチブックを順番にまわし、全員で1筆づつ色の違うペンで線を書き込み、小テーマのイラストを書いていきます。2回転したら、終わり。

エセ芸術家側の勝利条件は2つ、どちらか。

1つはエセ芸術家だと当てられないこと。もう1つは、仮にエセ芸術家だと当てられたとしても、小テーマを当てることができれば、勝ち。

 

逆に、芸術家側の勝利条件としては、「エセ芸術家を当てつつ、エセ芸術家に小テーマを悟られない」こと。

 

やってみるとわかるのですが、エセ芸術家側はめっちゃ緊張します。とりあえず空気を読みまくり、他人に合わせて書いて、自分がエセだと悟られないこと。

芸術家側は、小テーマを知っているのでそのイラストを描くだけなのですが、「自分が小テーマを知っている事を他の芸術家には知らせる程度」に現物に近い絵を描きつつ、余りに詳しく描くとエセ芸術家にテーマを当てられてしまうので、極力簡略化した「知ってる人だけが、ああ、あれね」とわかる程度の絵を書かないといけません。

最終的には簡略化された、ワビサビ感のあるイラストが出来上がります。